☆鎌田神明宮☆
皆さん、こんにちは
世間では夏休みがスタートされて子供たちが遊んでいるのを見かけるようになりました!
また、磐田市では先日ブログに掲載した
「磐田の徳川財宝伝」の宝探しゲームがスタートされ、より外にでて遊んでいるの
ではないでしょうか?
まだまだ夏は暑いですし、熱中症対策をしっかりしてお外で遊びましょうね

さて、今回は磐田市の神社「鎌田神明宮」について紹介していきたいと思います。
鎌田神明宮は、651年に創建され、古くは島名神社と称し、延喜式
(平安時代に編集された格式)に記述がみられる式内社です。
※延喜式をわかりやすく説明すると、「延喜式」の巻 九・十に名前が載っている
2861社のことで、つまりそこに記載されているということは
国がお祀りすべきの神社ということになるようです。
調べてみると分かるのですが、有名な神社が多数書かれており、
その中に鎌田神明宮があるということは、とても誇らしいですよね

天武天皇即位された白鳳2年(651年)に、伊勢国から豊受大神が福田町中島の里
にいらっしゃられました。村人の方たちが恐れていましたが、大神が白羽の
矢となって光輝いたため、船と共におさめておいたそう。
この時、仮御殿をたてて御祭をしたのが神明宮の始まりであり、その場所が「假屋崎」
と呼ばれました。3日後、この矢が農具の鎌と共に当地に飛来しました。
このため、鎌田の地名が生まれ、そこに豊受大神をまつるようになったというそうです。
また、この「鎌田」という地は元々、伊勢神宮の神領地(荘園)であった御厨となり、
その関係から早く神明宮が祭られていたと思われています。
御厨は19村、現21村の各神社が現在も神明宮の摂社であり、神明宮を総鎮守として、
祭ったようです。

歴史が奥深いですよね…!名前がここで決まるのか!と思ったり、
御厨というのはここからきているのかというのを知って、びっくりしました。
そして、神明宮と徳川家康公には関係があるのです。

概要からお話しすると、永禄11年(1568)に家康公が遠州攻略を始めました。
元亀3年(1572年)、神明宮は武田信玄勢の焼きうちにあいますが、天正17年(1589年)
に、家康により田髙百石の手厚い御寄附を受け、復興します!
同時に鎌田神明領百姓等にあてて、『徳川家七ケ定書』がだされ、
御厨村は徳川家康の知行領といして組み込まれていきました。
また、100石の御朱印と御朱印と武具・鏡を賜り、現在でも社宝として
伝わっています。
神明宮と御厨は歴史的にも文化的にも残していかなければならない
建物ですよね。

ということで実際にいってきました‼
入口のお写真は先程の載せたので、第二の入口に行くまでの少しの道をご覧ください。
意外と距離があるのですが、自然を感じられて個人的にはとってもよかったです。
訪れたのが15:40ぐらいだったのですが、そよ風と風に揺れた木の音が
とても心地よかったです。木漏れ日の感じもとってもよかったです
この道をずっと進むと2個目の鳥居!
ここを通り抜けて、歩いていくと・・・
本殿に行く鳥居が出てきました!
神社の世界感にぐっと引き込まれるような感じがしますよね。
最後の鳥居をくぐったら、神明宮がずっしりと見えました。

中は撮影禁止でしたが、入ることができます。
また境内をぐるっとまわると、その他の神社があり約17社も
それぞれ祀られている神さまがいらっしゃるので、こんなにもあるのか!!とびっくりしました。
また帰り道あるいていると…
ふるさと100選の石碑が!!鎌田神明宮は以前ふるさと100選の紹介された
ようで、その記念のものでしょうか。
皆さんも是非注目してみてください!
いかがでしたでしょうか!
鎌田神明宮のことがたくさん知ることができましたでしょうか?
鎌が関係する神社は珍しいので一度訪れたら忘れませんね!
ぜひ、休日のおでかけスポットにいかがでしょうか?
アクセス
住所
〒438-0038
静岡県磐田市鎌田2262
電話番号 0538-32-6308
駐車場30台ほど止められます。
お車の方はご注意ください。
カーナビの設定の際は<磐田市鎌田2277-46>に設定を
お願いいたします。案内された2個目の鳥居が自動車の入り口で
2262や電話番号で入られますと、境内には入ることができないのでご注意ください。
東名高速 磐田IC 5km
磐田駅から お車で12分
電車で御厨駅 南出口から 徒歩5分
nagisa





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