☆医王寺について☆
皆さんこんにちは
6月も20日を過ぎそろそろ7月に差し迫ってきましたね。
たまに太陽が顔を見せる日は6月なのにとても暑くて溶けてしまいそうです。
ゆっくり観光できたり、みているだけで涼やかな気分になれるところがあるといいな~と
思っていたら磐田市にあるじゃないか~!と思い、行ってきました。
『医王寺』 です!
磐田では「苔寺」の愛称の名で呼ばれる素敵なお寺です。
今回では、医王寺とはどんなお寺なのか・苔寺ってどういうこと?
ということについてご紹介したいと思います
まず歴史について触れていきますと、天平6年~20年(734~748) 聖武天皇の命令を受け
行基菩薩(ぎょうぎぼさつ)が当地を訪れ、「この地に霊験あり」とし、山内の名木で
薬師如来の尊像を一刃三礼のもとに敬刻、ご本尊として祀ったのが始まりと伝えられて
います。故に医王寺では行儀菩薩が開基(寺院を創立すること)と仰がれています。
そして、平安時代の弘仁年間(810~822)に嵯峨天皇からお寺を真言密教の
根本道場となり、当時の山容は広大な境内に、「本堂・金堂・講堂・五重塔
・三重塔鐘堂・仁王門・三十六ヶ坊の末寺」などが配置されていたそうです。
すごいですよね… ようはとんでもなく広い所にさまざまなお寺や修行するところが
密集して、お坊さんがいた環境であると思うといまでは想像がつかないです。
しかし、戦国時代の元亀3年(1572)、武田信玄勢の兵火にかかり寺塔はことごとく
燃えてしまったようです。
のちの天正12年(1584)に徳川家康は兵火による焼失をいたく惜しまれ、徳川家康
自らが浄財を出しましたが、旧観に復帰させることが出来なかったようですが
その後、徳川幕府のご寄進を受け、
復興を遂げることができたようです。
ざっくりとした概要はこのような感じです。
ではなぜ苔寺といわれるようになったのか?について
苔寺という愛称は東海地方でどうやら言われているようなのです!
苔の魅力は奥深いもの。またどのようにして
手入れされているんだろうと気になり、じっくりと観察してきました。
これは境内の苔です。カメラを近づけて撮りましたが、凄くきれいで
苔にハマる気持ちがなんとなくわかった気がしました。
一つ一つが可愛らしく美しい。じっくりと観察しないと気付かないのだな
と思いました。
苔寺と言われる愛称の本当の由来は残念ながらわかりませんでした
しかし、私の推測ですが庭園を造る際、苔はわりとつかわれるそうです。
使い方よって、苔の数・量が変わる。のようなイメージがあり、
今回の医王寺ではほかのお寺・東海圏の中では珍しいからではないかと
いうのと、境内が苔に覆われているのと苔の綺麗さが関係しているのではないか?
と思いました。
(※憶測に過ぎないのでご注意ください。)
今回は医王寺となぜ苔寺と呼ばれているのかについて
まとめてみました。
次は医王寺のオススメである『庭園 枯山水』について
ご紹介したいと思います。
>>>アクセス<<<
公共交通機関:電車⇒御厨駅 降車後 南口から徒歩5分
お車でもお越しいただけますが、駐車場は10台ほどになるのでご注意ください。
nagisa
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