☆府八幡宮☆
皆さん、こんにちは
今回は磐田駅から近く、歴史のある神社
「府八幡宮」に行って参りました!
そもそも府八幡宮という神社は天平年間(729年~748年)遠江の国司(中央から送られてきた役人)
桜井王が、国府の守護として勧請したと伝えられています。
遠江国内がよく治まるようにと府内に奉られたのが始まりだそうです。
府八幡宮が普段行く神社とどんなところが違うのかを注目しながら、参拝してみました。
神社はやはり神聖な場所。
鳥居から伝わってくる佇まいが、強く感じました。
近くでみると本当に大きいのですよね!写真で伝わるか分かりませんが、このような感じです。
私自身、色んな寺社仏閣に参拝をしに行くのですが、いつも鳥居のをくぐるとき
謎に緊張してしまうのですが、皆さんはいかがですか?
どきどきしながら本殿へと向かって歩きました。
本殿へ向かう途中の道がなんだかとても美しく感じました。
ぜひ行ってみた時に注目してみてください。
そして、気づけば楼門前に…
府八幡宮にある楼門は、静岡県指定の文化財となっております。
楼門は寛永12年(1635年)に建築されており、境内の一連建てと共に徳川家に建立されたという説があります。
楼門というのは、普通の鳥居と違い 門自体が二階建てになっており、下層には屋根がついていない。という
構造になっております。
磐田で見れる楼門です!じっくり鑑賞してきました。
よくみる鳥居と違って、豪華ですよね!
楼門の左右には、随身という守護神の櫛石間戸神(くしいわまどのかみ)と豊石間戸神(とよいわまどのかみ)
が神々を守るため、座っておられます。
じっとみているとやはり少し怖いですね…(; ・`д・´) さすが守るための、覇気を感じました。
楼門をくぐると、中門がありました。
この中門は寛永12年(1635年)徳川家の援助によって整備されたという説があるみたいです。
とても立派な門で、中門を通ると空気をより澄んで感じました。
中門をくぐると、拝殿が一番初めに見ることができます。
拝殿は私たち参拝者がお祈りをするところです。こちらの拝殿は寛永年間から延法4年(1767年)
に建立されて310数年以上の貴重な建物です。
ずっと前から建立されている門が、すぐ近くにあることを感じながらだとよりご利益を感じられそうな予感が…
また拝殿の中には幣殿(へいでん)難しい言葉で言うと「幣帛(へいはく)を奉奠(ほうてん)する社殿」
があります。
幣帛とは、神前に捧げる供物で紙を切って、木にはさんでたらした御幣のことでもあります。
御幣は神の象徴といわれています。
また、幣殿には鏡も神の象徴として祭られているそうです。
拝殿から少し見ましたが、すごく神聖な場所でこれもまた神社の魅力なのではないかなと思いました。
またその奥には本殿があります。
初めに建設されたのは奈良時代でしたが、何度も作り変えられ現在の形になったそうです。
現在は江戸時代初期(元和3年・1617年)に再建されたものみたいです。
再建をした願主が2代 徳川秀忠の娘 和子(まさこ)で、後水尾天皇の皇后なって
東福門院と呼ばれた方です。
徳川家康の孫娘によって再建されたのは本社の秋鹿(あいか)氏が家康と並々ならぬ
深い関係であったからだそうです。
現在紹介した、中門・幣殿・本殿は市指定の文化財になっております。
また、本殿の裏には「末社」といい本社に付随する小さな神社で、東照宮をはじめ
沢山の末社がまつられています。
ちなみに東照宮は徳川家康が祭神となっております。
また私が伺った際には、鯉のぼりが飾ってありました!
5月風物詩ですね
風になびく鯉のぼりはとても素敵で、見ていると時間がゆっくりと感じました。
こちらの鯉のぼりは6月5日まで飾られるそうです。
いかがでしたか?
府八幡宮のことを存じない方も存じ上げる方も、行きたいと思って頂けたでしょうか
境内の中では、ゆっくりするもよし・自然の音を聞くもよしなので
自然のデトックスを感じたい日にぴったりだと思います。
ぜひ磐田へお越しの際は、お立ち寄りください!
こちらへのアクセス方法は↓
<公共交通機関ご利用の方>
JR磐田駅 北口より徒歩約13分
JR磐田駅北口 バスのりば1番 遠鉄バス30「二俣・山東」行へ乗車3分
⇒南高校下車、徒歩約2分
<お車でお越しの方>
県道413号線から「加茂川」交差点を南(磐田駅方面)へ曲がって約2分
磐田バイパスから「豊田東IC」で降りて県道44号線を南(磐田駅方面)へ約10分
東名高速から「磐田IC」で降りて県道86号線を南(磐田駅方面)へ約15分
住所 静岡県磐田市中泉112-1 電話番号 0538-32-4762
nagisa
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