【駅前情報館】世界かんがい遺産候補
こんにちは
なんと・・・
「世界かんがい施設遺産」候補に
寺谷用水が選ばれました!!!!!!
嬉しいですね!
ですが、
「喜ばしいけど・・世界かんがい施設遺産ってなに?」
という方も多いのではないでしょうか?
世界かんがい施設遺産は
かんがい・排水を通して食料や繊維の供給を世界規模で強化する事を目的にしている
国際機関である国際かんがい排水委員会(ICID)が
価値の高いかんがい設備を登録・表彰するために作った制度です。
かんがい施設遺産に登録してもらうには条件が厳しく
・建設から100年以上経過していること
・かんがい農業の発展に貢献したこと
・卓越した技術により建設されたこと
・歴史的・技術的・社会的価値があること
などがあります。
日本では令和3年12月現在で44施設、
県内では2施設が登録されています
今回、候補にあがった寺谷用水は
約400年前に徳川家康の家臣であった平野重定が
「農民福利の基盤は水利の安定にあり」として、
寺谷地先に水源を求め、13kmの水路を開削しました。
天竜川の水を引き込み、約2千ヘクタールの水田耕地を潤し、
改修を経た今も市内の水田など
約1500ヘクタールに水を供給しています。
10月にオーストラリアで行われるICIDの総会で
登録の合否が決定するそうです・・!!
それまでドキドキしますね
また、10月に続報をブログで紹介いたします!
SAKURA
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