こんにちは

 

うさぎ公園の近くにひっそりと

堤堤跡の碑があるのをご存じですか？？

 

 

堤上には河津桜が植樹されていてとても綺麗ですが

柳堤には少し悲しいお話があります。

 

太田川の西側にある御厨地区は、

江戸初期には河川の洪水などによる被害が相次いでいました。

 

そこで当時の横須賀城主である本多利長が

太田川右岸対策として御厨地区に長さ約900m、高さ約5mの大堤防を築きました

 

ですが、

 

過酷な藩政を布いたとして

本多利長は任を解かれて左遷。

 

工事は普請奉行柳原十内が引き継ぎましたが

ついに工事は中止となり、

十内は堤上で切腹したと言われています。

 

そしてそれ以後この堤は「柳堤」と呼ばれるようになったそうです。

 

大正から昭和初期にかけて

蛇行する流路を直線的にする大規模な改修工事が行われ、

三ケ野には当時の河道が残されています。

 

綺麗な河津桜の裏で

悲しいお話があると思うと、

桜の儚さと相まって色々と考えさせられますね・・。

 

 

河津桜は見頃を越えていますので

そちらだけご了承ください。

 

 

SÅKURÅ