新豊院山古墳群・向笠文化財見学ウォークのお知らせ
皆さんは『国指定史跡 新豊院山古墳群』をご存知ですか?
向笠竹之内地内にある曹洞宗寺院・鷲渓山新豊院北側の標高約70mの尾根の先端部に築かれた弥生時代から古墳時代の墳墓群です。
新豊院山古墳群は、一つの尾根上で弥生時代から古墳時代前期にかけての墓の移り変わりを知ることができる貴重な遺跡として、昭和62年に国の史跡に指定されました。
その新豊院山古墳群に関するイベントが9月23日(日)に開催されます
一つめは【新豊院山古墳群見学と向笠文化財ウォーク】です
開催時間は9時~正午、新豊院境内集合です。
定員があり予約制のため、9/7(金)までに文化財課0538-32-9699までお電話の上お申込ください。
二つめは【新豊院山古墳群見学】です
13時半~14時半まで、同じく新豊院境内集合です。
こちらは事前申込は不要となります。
また、当日は午前9時~午後3時まで【遺物展示】も行なわれています。
向笠地区出土遺物を解説していただける貴重な機会です
今回お知らせいたしました『新豊院山古墳群』は、1号墳・2号墳・3号墓からなり、中心部の2号墳は市内最古級、静岡県内でも古い時期の前方後円墳であることが確認されています
また、本古墳群からの出土品には、鉄及び青銅製のヤジリ・剣・刀・槍・短刀・鉄製のヤリガンナ・鏡・小型鏡があります。
特に2号墳主体部の棺内から出土した鏡は《三角縁神獣鏡》と呼ばれる、古墳時代前期の有力な古墳から多く出土しているものとなります。
これを機に、ぜひご見学ください
『新豊院山古墳群』へは、磐田駅北口1番乗り場 [32 磐田市立病院線 山梨行]にご乗車いただき、笠梅停留所で下車ください。停留所から徒歩約10分程度です。
駅前北口 磐田市駅前情報館では、新豊院山古墳群に関するパンフレットもご用意しています。
イベントに参加される前に、こちらも是非ご一読ください。
お待ちしております
Y.T
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