☆"いいわたし"シリーズ☆
本日のSBSラジオ【磐田情報局】は、
“いいわたし”シリーズ!!!
ということで、今回も素敵な方をご紹介しました

ご出演いただいたのは、
岩井里山の会 理事長
加藤 佐登志 (かとう さとし) さん
加藤さんは、
『市の昆虫』に指定されている絶滅危惧種“ベッコウトンボ”保護など
自然環境を守る活動をされています
長年の保護活動が認められて今年4月に環境大臣表彰を受賞されたそうです

おめでとうございます


岩井里山の会は平成6年に、
ベッコウトンボの国内有数の生息地として知られる桶ヶ谷沼への来訪者が安全に見学できるよう、
観察路の草刈りや清掃活動を行ったのが始まりで、
沼の復元や外来種捕獲、明るい林を取り戻す為の山林伐採も行っているそうです
外来種捕獲というのは、主に、トンボのヤゴを食べてしまう天敵・アメリカザリガニのことだそうで、
これまでに、なんと、
25万匹ものアメリカザリガニを捕獲したそうです

が
油断大敵!!
ザリガニの絶滅は難しく、どんどん湧き出てくるのが現状だそう


加藤さんたちの活動によって桶ヶ谷沼の自然が守られているのですね


様々な対策によってベッコウトンボは少しずつ増えているということですが、
ベッコウトンボがこれだけ貴重なのは、理由があります
ベッコウトンボは元々、環境の変化に敏感で、特に水質の変化に弱いです
縄張り争いでは、他のトンボに負けることが多く、保護増殖が難しいそうです
ベッコウトンボの生息地は全国で数ヵ所しかなく、
安定して生息が確認できるのは桶ヶ谷沼だけだという

この貴重な財産を末永く次の世代へ引き継いで行く為に、
岩井里山の会の皆さまはこれからも活動を続けていくそうです
桶ヶ谷沼は自然の宝庫
トンボの宝庫で、定期的に観察会も行っています

ぜひたくさんの方にこうした会へ参加していただき、
自然を守ることの大切さを学んでほしいと思います

保護区域には立ち入らないこと、外来種を沼に放さないことなどマナーを守って、
私たちも自然を大切にしていかなければいけませんね

ベッコウトンボを見に、桶ヶ谷沼へ行ってみてくださいね

岩井里山の会 http://iwai-satoyama.org/
桶ヶ谷沼ビジターセンター https://okegayanuma.com/
磐田情報局の放送は、
磐田市役所ホームページで、音声配信にてお聴きいただけます♪
(随時更新されます。)
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/shisei/kouhou/iport/index.php
来週もお楽しみに~★
AS





岩井のベッコウトンボは、昔から有名ですね。もっと全国にPRしてほしいです。