☆見付天神裸祭☆
本日のSBSラジオ【磐田情報局】は、
『見付天神裸祭』についてご紹介しました
ご出演いただいたのは、
見付三社氏子崇敬者会の伝統保存委員会 委員長
永井 孝雄 (ながい たかお) さん
“天下の奇祭”とも呼ばれ、
国指定重要無形文化財にもなっている
『見付天神裸祭』
このお祭り、室町時代末期から始まったと言われており、
古くから伝わるお祭りです
今年は、9月10日(土)・11日(日)に大祭が行われます
男たちがふんどしに晒しをまいて、腰みの一つで参加することから、
“天下の奇祭”「裸祭」と呼ばれています
一般的にお祭りとは夜9時頃終了するものが多いと思いますが、
『見付天神裸祭』は夜9時から始まりますので、
大変珍しいお祭りです
土曜日の見所は、、、
夜21:00から深夜午前1:00にかけての時間です
裸の男たちは、梯団と呼ばれる4つの集団毎に旧東海道・見付宿場町を練り歩き、
順次、見付天神社の拝殿に向かいます
23:00頃、まず一つの梯団が鈴を振って拝殿に辿り着きます
拝殿内では、新しい集団が加わる毎に熱気を増し、激しい練り(鬼踊り)が続けられます
この鬼踊り、とても迫力がありますよ~
深夜になって、0:30頃、旧東海道(見付)の通りの全ての灯火が消され、
漆黒の闇の中、神輿が御渡を行います
そして、練りの集団は、総社で腰蓑納めをします
日曜日の見所は、、、
17:00頃から還御出発、20:00頃の見付天神での神輿の着御です
その時、各町の祭番は提灯を振りかざします
その様子がとても幻想的だということです
男たちがつける『腰みの』は、
永井さんをはじめ、地域の皆様が毎年手作りしており、
新藁で作る為、約一週間前から作るそうです
町内毎、若者へ裸祭の話をしながら、
指導して作っていることも多い、とのこと
地域ぐるみで裸祭の伝統を守り、継承しているということですね
そして、地元の中学校・城山中学校1年生全員に、この腰みの作りの指導も行っているそうです
地域の伝統文化への理解を深めることを目的としています
この活動は昭和55年から始まり、
今年で37回目になるそうです
腰みのづくりを体験することで、
地域の伝統を感じて、
愛着を持ってほしいですね
『見付天神裸祭』
9月10日(土)・11日(日)
http://hadakamatsuri.jp/index.html
土曜日、宵祭は21:00~始まり、鬼踊は23:00頃です
深夜0:30頃には町内の灯りが一斉に消されて、
暗闇の中、神輿が見付天神から淡海國玉神社へ渡御されます
交通のご案内↓↓↓
交通規制もあります
くれぐれもマナーを守ってお出掛けください
伝統的なお祭りを、
ぜひ、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
9月9日(金)の放送分は、来週9月16日(金)まで
磐田市役所ホームページで、音声配信にてお聴きいただけます♪
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/shisei/kouhou/iport/index.php
来週もお楽しみに~★
AS
みっちゃん | 2016年9月12日 23:59 | 返信
週末は、裸祭で盛り上がってましたね。五木ひろしの曲にも、裸祭をテーマにした曲があるくらい有名な祭。深夜、0時30分の風景も見たことありますが迫力がありましたね。
磐田市情報館 | 2016年9月13日 16:44 | 返信
みっちゃん様
コメントありがとうございます☆
裸祭、盛り上がりましたね!
他の地域からの見学者も多い磐田の伝統的なお祭り、
この伝統をこれからも大切にしていきたいですね☆