☆歴史文書館企画展"光明電鉄の消長"☆
本日のSBSラジオ【磐田情報局】は、
昭和初期の数年間だけ磐田市内を走った
幻の『光明電鉄(こうみょうでんてつ)』についてご紹介しました
ご出演いただいたのは、
磐田市歴史文書館(もんじょかん)の 名倉 慎一郎 さん
磐田市は、昔から人や物の往来が盛んで、
歴史文化のさまざまな側面を見ることができます
その中でも今回は鉄道にスポットを当ててご紹介
昭和初期の数年間だけ磐田市内を走った幻の鉄道『光明電鉄』
昭和3年開通です
最新式の高速電車でした
当時は、軽便鉄道という小型の鉄道が主流でしたが、
光明電鉄は東海道線と同じ規格で作られ、
東京で走っていた時速60キロの最新式の電車を使っていた、とのことです
磐田原台地の西側をほぼ崖沿いを疾走していた電車は、
当時の人たちを驚かせたに違いありません
残念ながら、資金が集まらなかったなどで、昭和11年には電車が走ることができなくなって、
会社は倒産してしまいました
光明電鉄は公共事業という側面を持っていて、
会社は沿線の自治体に株主の募集をし、
その結果、当初は2200人の株主が集まったという
大正15年に、府八幡宮で起工式が行われたのですが、
この時、府八幡宮や淡海國玉神社などに提灯を持った市民が大勢集まってお祭りムードが高まったそうです
市民は大きな期待を持っていたのでしょう
磐田市歴史文書館では、
この『光明電鉄』について企画展が開催されているそうです
企画展“光明電鉄の消長”
場所:磐田市歴史文書館(磐田市竜洋支所2階)
期間:7月4日(月)~8月26日(金)
開館時間:9:00~17:00
入館料:無料
休館日:土・日・祝日
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/midokoro/kankou/event/2016/06/17.php
昭和5年の地形図を利用して、
光明電鉄の路線を紹介しています
そして、当時の株券・時刻表・沿線案内など
光明電鉄の残したものから、当時の鉄道の面影を探っていただければと思います
9月3日(土)~11日(日)は、磐田市立中央図書館で開催
そして、、8月6日(土)13:30~15:00には、
10年前に光明電鉄について調査し記録を残している磐田西高校社会部、当時の部長さんと顧問の先生が、
10年ぶりに会って対談する企画が開催されます
竜洋支所2階、申込不要ですので、直接会場へ
地域の歴史を知るため、
また子どもの夏休みの自由研究の活用として、
ぜひこの機会に光明電鉄について、知ってみてはいかがでしょうか
7月15日(金)の放送分は、来週7月22日(金)まで
磐田市役所ホームページで、音声配信にてお聴きいただけます♪
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/shisei/kouhou/iport/index.php
来週もお楽しみに~★
AS
みっちゃん | 2016年7月17日 23:52 | 返信
光明電鉄の話は聞いた事ありましたよ。電車が走っていいた所は、ららぽーとを西に下ってすぐのドブ川ですね。
懐かしいお話でした。
磐田市情報館からみっちゃんへの返信 | 2016年7月18日 17:54 | 返信
コメントありがとうございます☆
『光明電鉄』、ご存知でしたか(^^)
素敵な磐田市の歴史の一つですね!