福田の郷土食「カツオの味噌たたき」
磐田市の福田漁港では、カツオの水揚げが最盛期を迎えています
5月22日に放送したSBSラジオ【磐田情報局】では
そんな旬のカツオについて
いわた食育キッチン福田支部長の藤田圭子さんに
お話しを伺いました
カツオの定番料理といえばカツオのたたき
通常、カツオのたたきというと、
土佐づくりをイメージされると思いますが、
なんと福田地区には「カツオの味噌たたき」という
郷土食があるそうです
地元のスーパーで売られていたり、
家庭で手作りされていたりするそうですよ
ゲストの藤田さんはご出身が浜松ということで、
ご結婚されて福田に嫁いできた時に
この郷土食を知り、お姑さんに調理法を教わったそうです
新鮮なカツオにネギやショウガなどの香味野菜と味噌を
包丁で叩くように混ぜて作ります
★カツオの味噌たたき★
(材料:4人分)
・カツオ(さく)・・・400g
・ショウガ・・・50g
・味噌(麹みそ、甘口)・・・60g
・葉ネギ・・・少々
・大葉・・・4枚
・玉ねぎ・・・1/2個(100g)
(作り方)
①ショウガは粗いみじん切り、葉ネギは小口切りにする。
玉ねぎは薄切りにして水にさらしておく。
②カツオは粗いみじん切りにする。
①のショウガと味噌を加えて、たたくように切り、
混ぜ合わせる。
③器に水切りした玉ねぎを敷き、大葉をのせる。
その上に②を盛り付け、①の葉ネギを散らして出来上がり!
千葉県の郷土食「なめろう」は、アジやサンマ、
イワシで作るのが一般的ですが、
カツオの味噌たたきは、このなめろうに似た料理とのこと!
昔から福田では知られていて、
ご飯のお供にしたり、お酒の肴にしているそうですが、
もともと、カツオのたたきはソウダガツオという、
この地域で「マル」と呼ばれた少し小ぶりなカツオを
利用したものなんだそう
ソウダガツオは血合いが多く、
お刺身で食べるとあまり美味しくないということから
味噌と混ぜ合わせたこの食べ方が考えられたそうですよ
そして、このカツオの味噌たたきをアレンジしたものが
先日開催された「B級グルメスタジアムinエコパ」に出品され
大好評でした
カツオの味噌たたきを焼いてパンに挟んだ
「いわた味噌たたきバーガー」です
味噌たたきは生で食べるのが普通ですが、
たくさん作りすぎると余ってしまうため、
フライパンで焼いてお弁当のおかずにしたり、
ピーマンに詰めて焼いたりするなど、
各家庭でアレンジされているそうです
味噌たたきは、家庭で簡単に作ることができますし、
お好みで味を調えることもできます
お刺身で食べきれなかった時は
ショウガ醤油に漬けておいて、翌日食べると
また違った美味しさがあるんだとか(^0^)♪
カツオが旬なこの時期に、是非お試し下さいね
5月22日放送分は、5月29日(金)の午前中まで
磐田市役所ホームページで音声配信にてお聴きいただけます♫
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/shisei/kouhou/iport/index.php
来週の放送もお楽しみにっ(*^ω^*)
noriko
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