文化財課企画展『建てる・住む・生きる ~磐田の建物~』
磐田市豊田図書館では、
文化財課企画展『建てる・住む・生きる ~磐田の建物~』
が開催されています
市内に残る歴史的建造津物のほか、
市内の遺跡から見つかった資料、
建物に欠かせない道具等を通して
磐田の歴史の新たな側面に迫ります
建物を「建てる」「住む」「生きる」の3つの側面に分け、
文化財的な視点から興味深いものをご紹介しています
◆建てる◆
建物を建てるには、さまざまな工程があります。
まず図面が作られ、土地の造成、基礎工事、
棟上げ、外壁・瓦葺き(かわらぶき)、内装など、
それぞれの専門分野の職人が持っている技術を発揮していきます。
今回の展示では、古代寺院の基礎である礎石や
東日本最古(鎌倉時代)の大工道具セット、
建築に係る記録等を墨書した棟札などをご紹介!
また、現在大規模な修復工事が行われている
県指定文化財の府八幡宮楼門と
市指定文化財の淡海国玉神社本殿の
工事の様子も併せてご紹介しています
◆住む◆
昭和30年代の男子に多く付けられた
「ヒロシ君」の名前を借りて、
子ども時代のヒロシ君の家の中、
特に家族が集う「お茶の間」を再現し、
ちゃぶ台やご飯を入れたおひつ等を
展示紹介しています
◆生きる◆
「生きる」にはさまざまな意味があります。
建物に住んで生きていく、
建物が役割を変えて生かされる、
指定や登録を通じて文化財が後世に生き続ける
という意味もあります。
今なお残る建物には、偶然残されたものもあれば
地域や所有者の強い思いや信念によって
残してきたものもあります。
本展では、市内に文化財として残る建物を
パネルでご紹介します!
豊田図書館の開館時間は9:30~17:30
休館日は月曜日です
展示期間は3月1日(日)まで
入場は無料です!是非ご来場下さい
noriko
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