明ケ島古墳群出土土製品が国指定重要文化財に!
磐田は歴史の宝庫!!!
市内には様々な史跡や文化財が点在しています
指定文化財も多く、中でも遠江国分寺跡や、熊野の長藤、見付天神裸祭などは
国の重要文化財に指定されています
そして先日、新たに国の重要文化財に指定された歴史遺産があります
『明ケ島(みょうがじま)古墳群出土土製品』です
そんなわけで(?)今週のSBSラジオ【磐田情報局】は
磐田市文化財課の竹内直文さんをゲストにお迎えし、
この『明ケ島古墳群出土土製品』に関する話題をお届けしました
明ケ島古墳群出土土製品は、
古墳時代中期・・・およそ1,600年前の祭祀に使われた土製品
土製品は“粘土細工”と言った方が分かりやすいもので
見た目は10cmくらいの“おままごと”の道具に似ています
人や犬、イノシシ、鎧・兜、弓矢や鏡、玉、斧、楽器、杖など
様々な種類があるんですよ~
じゃーん!
ななんとビックリ!!
実際に発掘された土製品を竹内さんがこっそり持って来て下さいました
・・・なんていうのは嘘で(-∀-)ゞ
実はこちらレプリカなんですよ~
よくできてますよね!
騙された人多いんじゃないですか~???
私のように(笑)
ところで、写真手前が人形(ひとがた)なのは分かりますよね?
では奥のレプリカは何だと思いますか
正解は琴☆★
1,600年前から既に琴があったなんて驚きですよね
明ケ島古墳群出土土製品は全部で4,000点あまりが発見されていますが
今回、その全てが一括して重要文化財に指定されたのです
下の写真は、発掘された時に撮られたものです
磐田市には県指定の有形文化財が9件ありますが、
そのうちの1件である明ケ島古墳群出土土製品が
国指定に格上げになったことは本当に素晴らしいことですよね
ちなみに、市内の国指定文化財はこれまで「史跡」「無形民俗文化財」「天然記念物」
の3分野にありましたが「有形文化財」では初めての指定となるそうです
重要文化財は国宝に次ぐ国の宝なので、こうした貴重なものが市内から発掘されたことは
大変意義のあることだと思います
そして!
今回の指定を受けて、3月8日(金)までの期間中、
出土品の一部(約100点)を《埋蔵文化財センター》で展示しています!
埋蔵文化財センターは普段の土日は休館していますが、本日は特別に開館しています!
職員の方の説明も聞けますよ~))
滅多にない機会ですので、皆さん是非ご来場くださいね
◆埋蔵文化財センター◆
〔所在地〕 磐田市見付3678-1(中央図書館に隣接しています)
〔休館日〕 土曜日・日曜日・国民の祝日 ※ただし、今回の特別展期間中は開館
〔利用時間〕 午前8時30分~午後5時
〔入場料〕 無料
〔問い合わせ〕 教育委員会文化財課 TEL.0538-32-9699
今週の放送を聴き逃してしまった方!もう一度聴きたい方!
市役所ホームページにて、音声配信でお聴きいただけます★
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/shisei/kouhou/iport/index.php
次回の放送もお楽しみに(つ^o^)つ‘’
noriko
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